灯りのともった
横浜のガス灯
この建物は、1909年(明治42年)に建築された東京ガス本郷出張所です。
1962年(昭和42年)に小平に移設復元され「ガス記念館」としてオープンしました。
赤レンガの建物の1階はガス灯ホール。明治時代に実際使われていた本物のガス灯
やロマンティックなデザインの数々のランプに魅せられて時を忘れてしまいそう。

ガス灯は日本で初めて明治5年に横浜でともりました。 明治7年には東京に。
ガス灯の誕生と普及に貢献した人々と貴重な文献が紹介されています。
                  
  ☆ガス灯と点消方☆
     
当時のガス灯は裸火でした。裸火とは、ガスが弱く噴き出しているところに
     火を持っていって直接点火するものです。
     “点消方(てんしょうかた)”という職業の人が、日暮れになると点火棒を持って点火し、
     朝になるとガス灯にある栓を閉めに回りました。


2階 ギャラリー  
洋風建物・ガス灯・鉄道馬車.... 文明開化とともに変化した町並みや風景 が
明治の浮世絵師によって描かれた”錦絵”
昭和の始めに来日したフランス人のノエル・ヌエットの版画
明治と昭和で同じ場所を描いた作品や 現代の東京から想像できる風景画など
うつりゆく刻と街の変貌の
「明治の東京 昭和の東京」展は6月28日まで
(企画展は年4回)   
 
   錦絵とは多色刷浮世絵版画のことです。
        明和2年(1765)にそれまで単色だった版画に色がつけられ、
        「錦のように美しい」と言われたところからこう呼ばれました。
        また、明治錦絵はジャーナリズムとしての役割も担っており、新時代・文明開化
        の様子を伝えています

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